岡山県のまん延防止措置発令に伴う当院の方針について

※5月14日に緊急事態宣言へ変更される決定がなされましたが、当院の考え方と対策に変更はありません※

昨日5月13日から5月末まで、Covid-19感染者数増加に対して岡山県にもまん延防止措置が発令されることとなりました。

施設利用の制限や不要不急の外出が求められていますが、昨年の全国への緊急事態宣言時と同様に当院は通常どおりす。

鍼灸院は休業要請施設に該当していませんし、生活必要度の高い業種として業種別感染対策ガイドラインの指針に従い、
必要な対策を講じたうえで通常どおり営業しています。
もちろんこれまで以上に消毒等衛生管理と感染対策に努めてまいりますので、安心して治療へお越しください。

 

補足しますが、感染対策に必要な基本的なことを徹底し、「やっている感」だけのものはおこないません。

基本的なこととは
・手洗い
・アルコールによる手指消毒、人が触れたところの消毒
・マスク着用
・常時換気
・消毒前の手で目・鼻・口を触らない
・くしゃみや咳などのエチケット徹底

 

家庭内、治療院内ではこれらの基本的なことで十分です。

反対に「やっている感」を出すものとは
・マウスガード、フェイスガード
・紫外線や消毒剤噴霧での「空間除菌」

などです。

空間を除菌するために消毒剤を噴霧する場合、人間がそこにいられる程度ではウイルスへも影響がないとされ、
ウイルスへ影響を出すほどの濃度で空間へ消毒剤を散布した場合、それは人体へも有害です。

マウスガードはテレビ出演者などでも未だに着用している姿を見ますが、飛沫対策にはなりません。
また暑くなってきてウレタンマスクも利用したくなりますが、これも不織布マスクに比べて性能が劣ります。

コロナ禍の一年半ほど時間が経ち、たくさんの知見が積みあがっています。
ワクチンについても書かないければいけないと思っているのですが、
とにかく日常での感染対策については、基本に忠実な対策をおこなえば必要以上に恐れる必要はありません。

人としゃべるときはマスクを着ける。
こまめに手を洗い、消毒する。

まずは基本を徹底しましょう。

余力がある人は、郵便物や買ってきた品も消毒するなどできればほぼ満点です。

毎日発表される感染者数やニュース内容にばかり目を奪われてしまうと、気持ちも沈んできてしまいます。
気持ちが沈むと体の症状となって、めまいや頭痛、肩こりや不安感、背中の痛みや便秘や下痢など出てくる場合があります。

そうなる前に、外に出て伸びをして、季節の移ろいに五感を向けてみましょう

体の感覚が刺激されると、不思議と思考回路もスッキリとしてくるものです。

それでも体や気持ちがしんどくなってしまう方は、気軽に治療相談へお越しください。
体の気の巡りに対して軌道修正のお手伝いができますので、治療をきっかけに体の良いリズムを取り戻していっていただければと思います。

春の過ごし方

3月も最終盤で、桜の花が満開の素敵な季節になっていますね。
川沿いや通りの桜並木が一斉にピンクに染まると、それだけで心が弾みます。

新型コロナ情勢はまだまだ油断できない状況ですが、それでも時間は進み、年度末になりました。
卒業や進学、就職、異動など環境が変わり新生活となる方がとても多い時期ですね。

当院に通ってきていた中学生の子も高校生の子も、無事受験を終了しそれぞれの進路に向かっていることを頼もしく見守っています。
ちょっと上から目線で恐縮ですが…これから先の人生でも、体調面、メンタル面で困ったときには鍼灸を選択肢に入れてくれると嬉しいですね。

 

環境が変わり、季節の気の動きもめまぐるしい状態が続きますので、体調を崩す方や、持病の症状が出てくる方も多いです。
対策としては

・できるだけ外気に肌をさらさない。特に夕方以降。

・睡眠時間の確保

・よく噛んで食べる

・ゆったりのびやかにストレッチをする

旧暦ではあと二週間ほどが「春」で、その後「春の土用」に入り、5月の頭に「立夏」を迎えます。
春のうちは草木の成長と同じように自分の気を伸びやかに巡らせることで、季節に合った体の状態に近づけます。
そのためのストレッチということですね。

「不通即痛 通即不痛」

という漢方の言葉があります。
通じなくなれば痛み、通れば痛まずということですが、何がと言えば「気血」のことです。

痛みは気血がうまく流れていないから。
気血がうまく流れていれば痛まない。

単純な「血流」というだけではないのが東洋医学の面倒くさいところですが、
流れが滞ったり、流れるものが不足していたりすれば、流れは澱み、不要なものが溜まります。

川の水の流れをイメージするとわかりやすいですね。
水たまりの底にはドロドロしたものが溜まり、川の流れの澱みは水を濁らせます。

そういうイメージです。

季節に合った過ごし方をすることで体調を崩しにくく、不調が出にくくなっていきます。
それでも不快な症状が続くときや、どうしたらいいかわからないときはご相談ください。

皆様の4月からの生活が気持ちよく送れますように。

震災10年

東日本大震災から10年の歳月が過ぎようとしていますね。

お亡くなりになられた方々、被災された方々、未だ避難生活をされている方々が大勢いらっしゃること

 

具体的な支援としてできることは限られてしまうのですが

災害と原発事故の教訓は心に留め、日々を過ごそうと思います。
(未だ『原子力緊急事態宣言』は発令中であり、原発事故は完全に収束したわけではありません)

 

当時は名古屋で一人暮らしをしていて、仕事の昼休憩で自宅にいたときに揺れました。
名古屋でも震度3ほどだったでしょうか、異様に長い揺れが続いていたように思います。

昼休憩が終わって職場の治療院に戻ってテレビを見ると、あの大津波の光景が流れていたことを思い出します。

 

またその晩は心がざわついて眠れず、一晩中ツイッターで「何か、何か情報を」と必死になり、
救助を求めるツイートや支援に動く人たちのツイートをひたすら追っていました。

所属していた学会の仲間たちは視力障碍の人も多く、強い揺れと長時間の停電の中でとても不安だろうと思い、
会のメーリングリストにネットで得た情報を流したり、東京電力管内の輪番停電のことをお知らせしたりもした記憶があります。

 

今となってはデマや誤情報もたくさん経由したように思います。
何が本当か嘘かがわからない中、不安と焦りに追われると人は正常な判断能力を無くします。

 

これも災害時のひとつの教訓として、情報の取捨選択能力は常日頃から上げておかなければと思うのです。

 

これからも自然災害はかならずやってくるものですし、自分がいつ被災するかもわかりません。

 

折に触れ備蓄品を見直したり、災害時にどう動くかを家族や周囲と話しておくこともとても大切なことですね。

 

 

人はあっけなく、儚くなることもある

 

 

自然に生かされているという感覚も、東洋医学を志す者として忘れたくはないです。

 

ではまた。

 

電子決済を導入しました(お金の話1)

先日から、このとてもとてもアナログな治療室にもついに電子決済を導入しました。

paypay以外の各種クレジットカード、スマホ決済、電子マネーに対応いたします。
(paypay利用率が高いことは分かっておりますが、paypayユーザーの方には申し訳ございません)

利用可能な決済は
・楽天pay,auPAY,applePay,QUICPay
・VISA,JCB,MasterCard,AmericanExpress,DinersClub,DISCOVER
・nanaco,WAON,iD
・交通系電子マネー各種

となります。


店舗が電子決済を導入するにあたり、「回数券などサービスの事前販売」は認められないことになっておりますので、
恐縮ですが回数券のみ現金で承ります。

さて、ここからは少々お話を。

スマホ決済をはじめとする電子決済の普及で、私たちの生活も大きく様変わりしましたね。
多くの方に「現金ほとんどいらないね」という実感があるのではないでしょうか。

かく言う私も支払いの多くはクレジットカードや電子決済を利用していますし、
ポイントバックも嬉しい気がするものです。

一方で

「いつの間にこんな金額使ったの!?」

と思うような請求額に驚いた経験もある方が多いでしょう。
私もその一人ですが、明細を見ていくとどれも覚えのある支払いばかり…。

支払いの手軽さゆえと、今までは現金でしていた細かい買い物を積んでみるとまさに「ちりつも」。
お金を使った感覚が少ない割に請求額が大きいので、その差にびっくりしてしまうんですね。

身の回りのお金の話はとても大切だと私は思っていて、多くの人と「お金の話」をしたいなと日ごろ思っています。
なんとなく卑しい話のような気もするものですが、そうは言ってもお金に困らない生活をしたいですし、
無駄な使い方をしてしまっていたり、損な支払いに追われるのも嫌です。
自分では「これは必要なものだ」と思って買っているものや月々の保険なども、ちゃんと調べてみると意外に不要な部分が見えてくるものです。

自分の思考の癖は自分では気づきにくいものですからね。
また、人は自分がした選択を正しいものと思いたい生き物でもあります。


冷静に、合理的に考えれば取れるはずの選択肢も、感情が邪魔をして「わかってはいるけど」と損な選択肢を選ぶこともしばしばです。

お金にまつわるあれこれは、まずは「知っているか、知らないか」でかなり損得が分かれます。
ですので常に勉強というか、ニュースなどにもアンテナを張って意識していないと、税制などがいつの間にか変わっていて気づかないうちに損しているなんてことも。

そういうことを知ったうえで、合理的な選択肢を選べるかどうかでお金の損得はさらに分岐します。
この段階では行動力とか、感情を一旦横に置いた冷静な判断ができるかどうかが影響しますね。

ちょっと話がぼやけてきましたが…これからもお金の話はちょくちょく書いていきたいと思います。
「治療院の院長がお金の話なんて」と毛嫌いせずに、のんびり読んでくださると嬉しいです。

また、皆様から教わることも多々あると思いますのでその時は面倒がらずにお話を聞かせてくださいね。

電子決済導入からこのような話を始めましたが、治療は変わらずアナログで「手の感覚」を大切にやっていきます。


ではまた。

鍉鍼(テイシン)について

まだまだ多くの人に馴染みの少ない鍼灸治療。

鍼(はり)と聞くと「刺されるんじゃん」「痛そうだし」というお声はたくさん聞きます。

たしかに「はり」と聞くと縫い針や安全ピンの針が刺さった時の痛みを思い浮かべますし、
あの不意を突かれた痛みはとても嫌なものですね。

ですが、ご安心頂きたい。

はり治療に用いる鍼の細さはだいたい髪の毛くらいで、想像するような痛みはまず有りません。
もちろん「針の形」はしていますので粗雑に扱えば軽く痛みますが、
それは鍼灸学校に入学したての半年間に私たちがしっかり経験しております。
皆様にその痛みを感じさせることはないと言えます。

そしてはり治療に使う道具は「刺さる形のはり」ばかりではなく「刺さらない形のはり」もあるのです。

鍉鍼(テイシン)や圓鍼(エンシン)と呼ばれるものがそれです。

中国で出土した「古代九鍼」と呼ばれる様々な形をした鍼治療の道具があるのですが、
その中に「刺さる形状ではない鍼治療の道具」があったのです。

それらは体を流れる気を整えるための道具であって、「刺す」ことを目的としないのです。
だから当然ですが、痛みを感じることもありません。

写真にある通りの形でして、先についている丸っぽちをツボに接触させて気の働きを調整します。

実際に施術を受けている方からは「先生、いま鍼してるん?」とよく聞かれるほど、皆様には鍼の感触はわからないものです。

痛い施術でなく、身体が治る方向へ動き出す

ということが一つの理想だと思いますので、こういう施術法を選択しているのです。

お医者さんで出された薬も飲んでいる瞬間に「すっごく効いてる!!」ってなりませんよね?
飲むときは何も感じないけど、身体はそこから(消化吸収含め)反応し始めて変化が始まります。

治る感覚というものはとても地味なものです。
一撃で治る魔法のような現象もありえないわけではないのですが、とても稀なものです。
感じている痛みは減っても、傷んだ細胞が一瞬で修復されたわけではないからですね。

刺さない鍼とは話がずれてきましたが、多くの方が持っている鍼治療のイメージとは異なるものもある、ということを知っていただければと思います。

鍼治療は痛くない

皆様の当たり前の感覚にしていきたいです。

年始感

2021年が始まりました。
当院では相変わらず、経絡(けいらく)治療による皆様の体調管理、体調回復のお手伝いをしております。

年始にあたっては多くの方が抱負や目標をたて、今年一年、その目標に向かって邁進されることと思います。
私も例に漏れず個人的な目標を立ててそれを年間目標、月間目標などに分割していき、
進捗をできるだけこまめにチェックできるようにしています。

「具体的に書き出すこと」が良いそうで、
目に見える状態にしておくとやはりそれを意識しますので目標達成しやすいということですね。

そして、途中の変更やアップデート・ダウングレードは全然かまわない、ということも付け加えておきます。

日々少しずつ、月々少しずつ、年々少しずつ…

自分の暮らしが良くなっていく実感が持てれば、とても楽しい日々を送れると信じています。

「今できることに注力する」

そのためには正確な現状把握と、短期、中期、長期に分けた目標設定が必要です。
そうすることで自分自身の「今できること」が出てきますので。

コロナ禍にあって体調面でも精神面でも金銭面でも苦しい状況にある方も少なくない。
その中で、自分に今できることは何かとということを具体的に書き出して、具体的に行動する。

明けない夜はありませんし、止まない雨もありません。

丑年ということで、2021年、じっくりと参りましょう。

年末感

年末のご挨拶。

日々いろいろなことを思いますけれど、具体的に書き出すことをあまりしてこなかったツケ。
いざ書こうと思うと「あれ、、、なんだっけ」「どうやって書こうかな」となってしまうものですね。

今年は2月のコロナ禍のはじまりのころ、津山市上河原に新しく治療室を開設しました。
おかげさまで5月からは過去最高の来院数を更新し、
津山市中心部で多くの方に来ていただきやすくなったことが本当に良かったなと。

これからもできるだけ多くの方の力になれるよう、
少しでも病苦で苦しむ人の助けとなれるよう、
鍼の技術の研鑽を積んでいきます。

私たちの生活は新型コロナウイルスによって激変しました。
当たり前だったことが当たり前でなくなった。
一方で適切に、果敢に変化した人はこの状況下でも伸び、成長しています。

今できることは何か

これからもじっくりと自分に問い続け、できるだけ具体的に行動していこうと思います。
2020年は誰にとっても忘れられない年になるでしょう。

来年は、今年以上に多くの人に、しあわせとよろこびがありますように。
感染対策に気を配り、元気に新年をお迎えください。

 

年内は30日まで、年始は5日から診療開始です。

年末年始の日程について

年末年始の当院の予定をお知らせ致します。

・12月30日まで通常診療
28日と30日は鏡野院
29日は津山院

・12月31日~1月4日 お休み

・1月5日(火)から通常診療

1月11日(月・祝)も通常診療いたします。この日は鏡野院ですので、ご予約はお電話にてお願い致します。

津山市での新型コロナウイルス感染拡大と、当院の対応

久しぶりの更新です。
10月20日ごろから津山市内と周辺町村で相次いで新型コロナウイルス感染者が確認され、
二週間経った現在も感染者の確認数は増加中となっています。

この事態に対して当院でも、当然のこととなりますが警戒度を下げておりません。
患者さん入れ替わり時のベッド等院内の消毒、予約時間の間隔を開ける、こまめな換気などの対策をしています。
マスク、手指消毒は以前より当たり前のこととしています。

来院された皆様にも、お手数ですが玄関にて手指消毒とマスク着用をお願いしています。

ただこの事態に及んでは、再度の活動制限など行政命令が無い限り、
自分も、また皆様もどこでどのように感染してしまうかは全くわからない状況です。
どうしたって買い物は必要ですし、人との会話も当然ながら生活をしていればしなければいけません。

感染した方へは「お大事に」といういたわりの気持ちで、
できることをできるだけやり、心穏やかに過ごして参りましょう。

ストレスや漠然とした不安が抜けない方は、治療はしなくとも良いので
治療室へどうぞ。マスク越しではありますが、お話しましょう。
治療予約の隙間の時間であればお受けできますのでね。

背中が張るとか、頭が痛いとか、ストレスによる症状が出ている方は
治療も受けていただくと楽になると思います。

いずれの場合でもご相談やご予約はお気軽に。
ではまた。