年始感

2021年が始まりました。
当院では相変わらず、経絡(けいらく)治療による皆様の体調管理、体調回復のお手伝いをしております。

年始にあたっては多くの方が抱負や目標をたて、今年一年、その目標に向かって邁進されることと思います。
私も例に漏れず個人的な目標を立ててそれを年間目標、月間目標などに分割していき、
進捗をできるだけこまめにチェックできるようにしています。

「具体的に書き出すこと」が良いそうで、
目に見える状態にしておくとやはりそれを意識しますので目標達成しやすいということですね。

そして、途中の変更やアップデート・ダウングレードは全然かまわない、ということも付け加えておきます。

日々少しずつ、月々少しずつ、年々少しずつ…

自分の暮らしが良くなっていく実感が持てれば、とても楽しい日々を送れると信じています。

「今できることに注力する」

そのためには正確な現状把握と、短期、中期、長期に分けた目標設定が必要です。
そうすることで自分自身の「今できること」が出てきますので。

コロナ禍にあって体調面でも精神面でも金銭面でも苦しい状況にある方も少なくない。
その中で、自分に今できることは何かとということを具体的に書き出して、具体的に行動する。

明けない夜はありませんし、止まない雨もありません。

丑年ということで、2021年、じっくりと参りましょう。

年末感

年末のご挨拶。

日々いろいろなことを思いますけれど、具体的に書き出すことをあまりしてこなかったツケ。
いざ書こうと思うと「あれ、、、なんだっけ」「どうやって書こうかな」となってしまうものですね。

今年は2月のコロナ禍のはじまりのころ、津山市上河原に新しく治療室を開設しました。
おかげさまで5月からは過去最高の来院数を更新し、
津山市中心部で多くの方に来ていただきやすくなったことが本当に良かったなと。

これからもできるだけ多くの方の力になれるよう、
少しでも病苦で苦しむ人の助けとなれるよう、
鍼の技術の研鑽を積んでいきます。

私たちの生活は新型コロナウイルスによって激変しました。
当たり前だったことが当たり前でなくなった。
一方で適切に、果敢に変化した人はこの状況下でも伸び、成長しています。

今できることは何か

これからもじっくりと自分に問い続け、できるだけ具体的に行動していこうと思います。
2020年は誰にとっても忘れられない年になるでしょう。

来年は、今年以上に多くの人に、しあわせとよろこびがありますように。
感染対策に気を配り、元気に新年をお迎えください。

 

年内は30日まで、年始は5日から診療開始です。

年末年始の日程について

年末年始の当院の予定をお知らせ致します。

・12月30日まで通常診療
28日と30日は鏡野院
29日は津山院

・12月31日~1月4日 お休み

・1月5日(火)から通常診療

1月11日(月・祝)も通常診療いたします。この日は鏡野院ですので、ご予約はお電話にてお願い致します。

津山市での新型コロナウイルス感染拡大と、当院の対応

久しぶりの更新です。
10月20日ごろから津山市内と周辺町村で相次いで新型コロナウイルス感染者が確認され、
二週間経った現在も感染者の確認数は増加中となっています。

この事態に対して当院でも、当然のこととなりますが警戒度を下げておりません。
患者さん入れ替わり時のベッド等院内の消毒、予約時間の間隔を開ける、こまめな換気などの対策をしています。
マスク、手指消毒は以前より当たり前のこととしています。

来院された皆様にも、お手数ですが玄関にて手指消毒とマスク着用をお願いしています。

ただこの事態に及んでは、再度の活動制限など行政命令が無い限り、
自分も、また皆様もどこでどのように感染してしまうかは全くわからない状況です。
どうしたって買い物は必要ですし、人との会話も当然ながら生活をしていればしなければいけません。

感染した方へは「お大事に」といういたわりの気持ちで、
できることをできるだけやり、心穏やかに過ごして参りましょう。

ストレスや漠然とした不安が抜けない方は、治療はしなくとも良いので
治療室へどうぞ。マスク越しではありますが、お話しましょう。
治療予約の隙間の時間であればお受けできますのでね。

背中が張るとか、頭が痛いとか、ストレスによる症状が出ている方は
治療も受けていただくと楽になると思います。

いずれの場合でもご相談やご予約はお気軽に。
ではまた。

ブログ「脈を診る、ということについて」

当院では、「脉診流経絡治療(みゃくしんりゅう けいらくちりょう)」という治療方法を主に採用しています。

治療を受けていただいた方にはわかるのですが、
脉診とは、主に手首で触れられる脈を診察することで身体の情報を探ることを言います。

実はその前段階の問診などで身体の状態にあたりを付け、それを脉で確認していく、という作業をしているのですが。

鍼灸師の勉強会では脉の診方を細かく練習していくのですが、
ここでは「脉で何を診ているのか」を解説します。

「こんな治療のやり方もあるんだー」とか、
「そういう考え方で身体にアプローチしてたんですね」

といった感じで、ゆるく読み物として読んでいただければ嬉しいです。
これを読んでくださった皆様の、医療の選択肢が広がることを願います。

さて、脉の話です。

東洋医学では、私たちの身体を動かしている、目には見えないエネルギーのことを「気」と名付けました。

「頭が痛いのは、ここを巡っている気の詰まりがあるからだ」とか、
「腰が痛いのは、ここを巡っている気が充満しすぎて余計なはたらきになっているからだ」とか、
「胃のもたれが不快なのは、ここを巡っている気が不足しているという警戒信号だ」とか…。

自然の変化を観察することで「気」という概念を想定した古代中国の人々は、それを人の身体にもあてはめ、
「気」の状態が変化することで私たちの身体も変わるという「事実」を積み重ねてきました。

そして、身体観察を積み上げ、「いくつかの場所に全身の状態が反映されている」ことを突き止めました。
顔とかお腹とか、耳とか手とか…そういったところです。
そして、手首の脈にもそのような考えが当てはまるという事実に行き着いたと考えられます。

病気の時は、脈はこんな状態
それが良くなっていくと、こういうふうに変化する…

そういった観察を積み重ねて、「こういうときはこんな脈の状態になる」ということをまとめていったのだということです。

脉を診るときに何を診ているの?と、時々尋ねられます。

答えは「あなたの気の状態」となるのですが、ものすごく曖昧な答えで恐縮です。
目に見えないし、「気」そのものは触れることはできないし…

ただ、その気の状態を反映している場所が手首の脈ということで、
そこを観察することで「今、あなたの気の状態がどうなっているの?」とみせて頂いているのです。

 

およそ一般論として、ですが…
ゆっくりした脈であれば冷えが入っているのかなとか、
早い脈であれば熱があったり、発熱はしていなくても体内に熱がこもっているのだろうとか、
脈の形が緩んでいたり崩れていたりしているときは、疲れで消耗しているのだろうとか、
表面が力なくて底のほうで力がある場合は、日中も眠いんじゃないだろうかとか、
固く緊張した脈のときは、痛みが強いのだなぁとか

脉がこういう状態であれば身体はこういう状況下にあるだろう、ということが経験的にわかっているわけなのです。

脉の状態を診させて頂くことで、
その時その時のあなたの身体の気の状態を知り、
問診でうかがった内容も併せて、身体の状態を考えます。

どこの気が不足しているのか
身体の働き(五臓六腑のはたらきのバランス)のうち、何が気のめぐりを滞らせているのか
あなたの暮らしの中で、何があなたの身体に余計な働きをさせているのか

そういったことを考えます。

その上で

不足していれところは補うし、
滞っていれば詰まりを取って流すし、
気が集まりすぎて余計な働きになってしまっている場合は、その余分なものを取り除いたり。

そういったことを鍼(はり)とお灸でもってやっているのが、東洋医学を基にした鍼灸治療なのです。

もちろん目指すのは中庸(ちゅうよう)

全身に平らかに気が伸び伸びとめぐっている状態、ですね。
東洋医学はバランスの医学なので、
右も左も上も下も中も外も前も後ろも、全部きれいにバランスよく気が巡っている状態を目指します。

全て均等に、というのとも少し違うのですが
このあたりはまたの機会に。

ではまた。

ブログ「身体をメンテナンスすることの重要性について」

こんにちは、大林です。
タイトルそのままの記事ですが…今回は体を定期的にメンテナンスすることがどれだけ大事か、ということをお話しします。
そして出ている症状はそんなになくとも、「ひどくなる前」「悪くなる前」に鍼灸院での治療を受けることを習慣にしていただきたいのです。思い切り我田引水の記事ですが、悪しからず(^^)

基本的には皆さんは、

「鍼灸院とかって、具合が悪くなったり、痛みが出たら行くところ」

と思っておられますよね。
もちろんそれも全然間違いではなくて、しんどくなったり痛みが出たり、「身体やこころの悩みを解決したいな」と思ったときに「どこかいい治療院はないだろうか」と探すのは自然なことです。

また、私たち鍼灸師も「病苦に苦しむ患者を一人でも多く救う」という使命感を持って、
日々技術の修練をし、本を読み、仲間と勉強し、研鑽を積んでいます。

勉強をすることって本当に楽しいんですよね。
知らなかったことを知ることができる。
できなかったことができるようになる。
自分の上達や成長を自分である程度評価できる。
自分がどれだけ狭い世界に生きているかを実感する。

大人になってから勉強することについてはまた別の記事にしようと思います。

話を戻して、「痛みや症状が出る前、ひどくなる前」に、何かしらの身体のメンテナンスをしてくださいね、ということについて…。

まず最初に見なおして頂きたいのは、睡眠と食事です。次に運動。そして暮らし向き(働き方や人間関係による精神的なストレス)
本当に基本的な部分ですが、身体のメンテナンスの大部分はこれで足りると私は思います。

身体に関する良いこと「質のいい食事と睡眠、適度な運動、楽しい時間」と
身体に関する良くないこと「偏りすぎの食事内容、短すぎる睡眠、過度な労働、疲労の積み重ね、精神的ストレスによる体への悪影響など」のバランスの偏り

先天的なもの、生まれ持ったものや、交通事故など急な外力がはたらいて体を壊すことはありますが、今は省きます。

ある方の言葉を借りれば「健康は確率の問題」ということで、私も深く同意します。
「健康のリスクになるものを減らす=健康でいられる時間を延ばす、または健康の度合いを高めることができる」ということです。

どれだけ気を付けていても病気になるときはなるし、事故に遭うこともゼロにはなりません。
が、危険なものの確率を減らすことで健康はある程度まではコントロールできるものです。

その考え方に立っていただければ、
「病気を予防する」と思って定期的な体のメンテナンスが必要なことはご理解いただけるのではと思っています。

次に、もし何かしら病気や痛みが出たとして…『できるだけ軽く済ます』ことをお勧めします。
これが定期的な体のメンテナンスをすることの大きな意義だと思います。

まったくの不調知らず、という人はほとんどいません。
時には風邪をひくし、体がだるい日だって当たり前です。人間ですから。

でもそういう状態を長引かせず、負のスパイラルに陥らないためにどこかのタイミングで
鍼灸などで身体の調子を整え、底上げをしてほしいのです。
身体はそもそも自分で治ろうとする力を持っていますね。
それをちょっと手助けすることで、治りは早くなり、症状も酷くなりにくいものです。

実際に支払う医療費の違いというデータもあるようですが、
興味のある方は調べてみてください。
何も病気などなければ平均して月に5,000円程度の医療費も、
軽度の糖尿病ひとつで月に2~3万円、
透析が必要なほど重度になると月に何十万円もの医療費がかかります。

もちろんその全額を自己負担するわけではないですが、それでも持ち出しはかなり高額となります。
病気一つでこれですから、そういう状態を予防するために鍼灸院へ月に2回程度でも通うことは決して悪い投資ではありませんね。

その次に…。
ちょっと嫌な言い方になるかもしれませんが、
「様々な業界でトップを走るような人たちは、ほぼ間違いなくかかりつけの治療家を持っている」
というお話です。
安定した仕事のパフォーマンスを出し続けることや、明日への活力を維持し続けるという意味で、
本当に様々な人が鍼灸をはじめいわゆる「お気に入りの治療家、治療院」をお持ちです。

特に政界、財界(経営者層)、芸能界、法曹界(弁護士等)など大勢に注目されたり、激務をこなすような人々は、ほぼ間違いなく「東洋医学的観点、代替医療の価値観」を持った治療家の施術を受けているということです。(様々な会社経営者などから法務顧問を依頼される弁護士さんから伺いました)

常に100%の状態はとても大変かもしれませんが、
安定して70~80%のパフォーマンスを維持することはそう難しいことではありません。
よく言われるのは「80%までは20%の労力で上げられる。残り20%を上げきるのに80%の労力が必要になる」というやつです。

この「ちょっとの手間」をやるかやらないかで、日常的に発揮できるパフォーマンスが大きく変わることがあるわけです。
少々の不調などは自分で調べてあれこれやるよりも、プロに任せてしまうことで労力や時間を節約しているということですね。
それが、いわゆる社長さんとか政治家や弁護士さんなどが実践している健康法の大きな部分なわけです。

いや自分は経営者でもないし…と感じる方もいらっしゃるでしょうけれど、
皆さんそれぞれが自分の身体の経営者なんですよ。

限られた資源である身体を、どう使っていくか。
そのマネジメントは自分にしかできません。

最終的には自分の頭で考えて判断するということがとても大事ですが、
ある程度のことはその道のプロにお任せするのが手っ取り早く、健康効果というパフォーマンスやリターンは大きいのです。

一人でも多くの方が、ご自分の身体を今よりもう少しだけ、大切に扱ってくれることを願っています。
それがきっとよりたくさんの人のいい人生に繋がっていると確信していますので。

ブログ「岡山県内でのコロナウイルス制圧?」

こんにちは、大林です。

先月5月12日に岡山県で新型コロナウイルスへの感染者が確認されて以降、
本日6月9日まで新たな感染者の確認が、今のところ無いようです。

潜伏期間の二倍とされる28日間にわたり新規感染者が確認されていないということで、
その地域内では新型コロナウイルスはほぼ制圧されたとみてよい、とのことです。

なんとも喜ばしいですね!

東北6県ではすでに6月5日の時点でその状態に達しており、
岡山県を含む中国地方でも県の往来がずいぶん緩和されるなど、
徐々にですが様々な社会活動が取り戻されつつあることを感じます。

東京をはじめ感染者が確認され続けている地域との往来や、
郵便物や宅配の荷物などからの感染は相変わらず気を配る必要がありますが、
岡山県内、また当院のある津山市や鏡野町内では、
「新型コロナウイルスは、ほぼ無くなった」としていいと、私自身判断しています。

当然のようになった院内や道具の消毒、手洗いとアルコール消毒、マスク着用などは
相変わらず続けていますし、3月や4月のころの対応となんら変えることはありませんので、
今までよりもさらに安心して鍼灸院へお越し頂ければと思います。
ただ、予約を少し詰める可能性があります。その点はどうかご了承ください。

コロナで疲れた人も、
日常が再開して疲れた人も、
朝晩と日中の気温の差にやられてしまっている人も、
急に冷たいものを食べすぎてお腹がやられてしまった人も、

よければ一度診させていただければ、後々長引かないで済む体に戻していきます。

厚労省の内部の話として今後も散発的なクラスター発生はあるだろうということと、
秋冬の流行を見越しているとの話も聞いていますので、
私たちは自分が今以上ウイルスを媒介しないよう、個々でできる対策をしたうえで、日常をしっかり楽しく過ごしていきましょう。

ブログ「夏を気持ちよく乗り切るために」

暑さがやってきましたね~…。

私はどちらかと言えば暑さのほうが得意なのですが、
患者さんの中には既に慣れない暑さに体がやられてしまっている方が出てきました。

この時期に急に30℃を超えたり湿気が増えたり日差しが強くなったりしてくると、
身体がまだ暑さに順応しきれていないので、
同じ条件の日があったとして、5月や6月と、9月あたりを比較すると、
9月のほうが身体は楽、ということです。

それだけ人間の身体には「慣れる」という働きがあります。
対応する、とか順応する、と言い換えてもいいと思います。

気候の変化にスムーズに対応するためには、
具体的な手法としては
・十分な睡眠をとる
・季節の食材をたくさん食べる
・できるだけ規則正しい時間に寝起きして、朝日を浴びたり外気にしっかり触れる
・服装の切り替えをこまめに

いかがでしょう。要は「自律神経の切り替えを適切に行えるように促す」というだけのことです。
当たり前すぎて怒られそうな内容ですが、実践できていますか?

私自身、季節の食材など十分かと言われると…一人暮らしの限界と言っておきましょう。

さて、慣れるには数週間程度かかることもありますが、
ではその間もその後も、暑さにやられないためには何ができるでしょう。

ひとつ代表的なもの挙げれば「お腹を冷やさない」でしょうか。

アイスもキンキンに冷えた飲み物もめちゃめちゃ美味しいのですが、
一日の量を決めたり、体調をみて調節できるといいですね。

目安にできるのは「自分のお腹の温かさ」です。
お腹に直接手を当ててみて、手よりもお腹が冷たく、ぬるく感じればそれは黄信号です。
お腹がひんやり冷たいくらいに感じるのであれば赤信号。
きっと体はだるく疲れやすく、眠りが浅く、夜中に目が覚め、夏バテ目前でしょう。

簡単に確かめられるので、一日に何回かおへそからみぞおちあたりを手で触れてチェックしてみてください。
手のほうがとても冷えている、ということであればお腹は大丈夫でしょうが、
手足の巡りが悪いとそれもまた別の体調不良が見え隠れします。

「身体は、どこも基本的に温かい」

そうでなければなにか巡りが悪いのだなと思ってください。
きっと改善できる方法があるはずです。
身体の巡りのご相談は鍼灸院がもっとも得意とするところでもあるので、
「よくわからんなー」と思われる方はご来院ください。

ブログ「当院での対応は変わらず…」

こんにちは、大林です。

COVID-19、新型コロナウイルス感染に関して、全国的に緊急事態は解除されましたね。
長い自粛要請から色々と活動が再開されていく安堵感は、多くの方が実感されていると思います。
また、子供たちの登下校の姿が見えるようになっただけでも、日常が戻りつつある感覚を覚えます。

手洗い、消毒、マスク着用やsocial distanceなど、すでに慣れて日常の一部となってきていますね。
通常の社会生活に戻しつつも、有効な薬もワクチンもまだ無い状況では新型コロナウイルスに対する警戒を解き切るわけにはいきません。

当院でも、従前より徹底的に感染予防に努めています。

具体的には

・施術前後の手洗い、施術者マスク着用
・患者さんの施術毎にベッドやドアの取っ手などの消毒
・来院時の手指消毒のお願い
・ベッドシーツや枕カバーのこまめな交換・消毒
・院内での接触リスクを減らすため、予約時間の調整
・宅配の荷物と郵便物の消毒

以上のことを行っています。
お釣り用のお札や小銭も気が付いた時にはアルコールで拭いていますが、
全てを徹底できてはいません。が、当然ながら通貨も感染リスクのあるものとして
認識しておくほうが良いですよね。

とにかく誰しもが「自分が感染しない」ことと「人に感染させない」ことを徹底するしかないのかと思います。

その上で普通に社会生活を送り、適度な運動と十分な栄養と睡眠をとり、
日々を楽しく過ごしていけば良いのだと。

鍼灸治療も健康管理のために変わらず受けていただいて大丈夫ですし、
鍼灸院は国家資格を取得し衛生管理も含めて感染対策をおこなえる鍼灸師が運営している医療機関です。
(血液・体液に触れる可能性のある鍼灸治療をおこなう上で、必要な衛生概念と知識をすでに履修しているのです)

これまでも何度か記していますが、
鍼灸治療も皆様の体調管理の助けになれますし、
ぜひ使っていただきたいものでもあります。

Withコロナ時代の生活は、以前とは明らかに異なってきます。
ワクチン開発に成功し、新型コロナウイルスがインフルエンザウイルスと同じような扱いに落ち着くまで、当面は気を付けながら過ごして参りましょう。

症例:糖尿病とそれに伴う倦怠感やしびれなど


不定期ですが、過去の施術例や現在通院中の方の症状、治療の概略をご紹介しています。
はり・灸の治療がどのような症状に対してどのように考えて行われているか、
ご自身の状態と似た症状の方がすでに治療を受けているか、など参考になさってください。
なお、当然のことながら個人が特定できないよう配慮いたしております

「糖尿病と、それに伴う倦怠感やしびれなど」

40代男性

〇これまでの経過〇
2年半前~重度の糖尿病により腎機能が低下し、血糖コントロールをしないと命に関わる状態と診断。
以後インスリン注射や投薬、食事制限などで、いったん血糖値は安定しているが、腎機能はまだ少し低下状態とのこと。
腰が痛く、膝から下は少ししびれを自覚している。
疲れやすく、階段の上り下りでも息が切れてしんどい。仕事での疲労が抜けないので、もう少し元気に暮らしたいとの希望。

〇鍼灸院としての診断〇
数年にわたる糖尿病の状態、またそれ以前から長らくの不摂生と多忙により、身体の気の消耗が激しく、巡りは虚損している状態と考えた。
人体の気の生産を司る脾の働きをしっかりと補うことを狙い、まだ若さもあることと合わせて予後は良とし、回復を目指した。

〇施術方針〇
初診での東洋医学的診断は左適応の脾虚肝虚の相剋調整。
腹の力もなく、べとつき冷えて全体的に虚している状態。徹底的に気を補う方針とした。

〇施術内容〇
一回目…
左の脾経、心経の気を補い、右の肝、腎の経も同様に補う。
右の胃経にも補法の鍼をおこない、お腹と背中の虚しているところをお灸で温め、終了。

二回目(一週間後)
ひざから下のしびれた感じが少し良かった気がする、とのこと。他体調は変わりなし。
一回目とほぼ同様の治療。

三回目、四回目も同様に、身体の元気を補い、体調を底上げする狙いで治療。
五回目(初回から一か月ほど)で、日常の段差が苦に感じなくなり、階段の上り下りが楽になった、とのこと。またおおむね体調が良いと感じられる日々が増え、仕事後の疲れかたが楽になり、起床時のスッキリ感が感じられるようになってきた。

以降、十回目の治療までは週に一回程度。
途中に仕事が多忙のため腰痛が出たりするときもあったが、以前より回復も早く、不安感がなかったとのこと。
その後は二週に一回と間隔をあけ、現在(初診から2年近く)では月に一回の定期治療にてメンテナンスを継続。
治療に使う経絡は都度変更もあるが、おおむね脾の経絡を中心に補い、身体の状態に合わせて腎の経絡を主体とするときもあった。

定期的な医師の診察でも、現在は数値上問題ない状態を維持できていると言われている。

〇施術後のケア〇
本人も病識があり血糖値や体重コントロールをしっかりと行えていて、定期的な医師による診察と検査もあるため、当院としての特別な指示は無し。