このページでは、はり灸治療を受けるために患者の皆様に知っておいていただきたいことや、患者さんから寄せられる疑問や質問の中から多いものを選んで掲載・解説しています。

はりは痛い?灸は熱いor痕が残る?
痛くも熱くもありません。やけどの痕が残るようなものでもありません。鍼は症状に応じて必要な刺激の強さや種類が異なりますが、ほとんどの場合、皮膚にごく軽く接触する程度の刺激で鍼を深く皮下に刺入することはありません。 皮膚表面のごく浅い位置にある経絡とツボに刺激を与えることが目的ですので、テイ鍼や円鍼(先端が丸い金属の棒)で手足を軽くこするといった程度で済むことも多くあります。 また、お灸も温かみを感じた程度で取り去る「知熱灸」や皮膚に接触させない「温灸」を使用することがほとんどで、大変心地いいものです。 皮膚の上で直接モグサを燃やす「直接灸」は、慢性的な神経痛に対してや逆子の灸で用いることがありますが、米粒ほどの大きさにちぎったモグサをチカッと燃やす程度ですので、不快な熱さにはなりません。 鍼やお灸といっても治療のために用いるもので、人体に悪影響を与えないように極力少ない刺激で用いるように工夫されていますので、安心して治療を受けることができます。
保険(健康保険・労災保険・自賠責保険)による鍼灸治療はあるの?
当院では、健康保険、自賠責保険、生活保護(医療扶助)の取り扱いをしています。これらは鍼灸院によって取り扱いのあるところとないところがありますので、事前に問い合わせてみることをおすすめします。

・健康保険
当院では原則として「歩行困難や寝たきりの状態で、通院が困難な方」にのみ、 健康保険を使用した施術を提供しています。 医師に鍼灸施術に対する「同意書」を記入してもらうことで、鍼灸治療でも健康保険適応となります。鍼灸は「療養費」という扱いですので、病院での1割負担、3割負担とは少し制度が異なります。詳しくは こちら をご覧ください。

・労災
現在、取り扱いをしておりません。

・自賠責保険
自賠責保険による治療を承っています。交通事故の後遺症(ムチ打ち、めまい、痛み、痺れなど )は、病院に通うだけでなく鍼灸治療をプラスすることでより早く症状が改善されます。損害保険会社と医師にご相談の上、お越しください。料金負担はありません。

・生活保護
生活保護を受けていて鍼灸治療をご希望の方は、担当の保健所職員さんに「保護変更申請書(傷病届)を出してもらい、「医師意見」欄に医師の記入をいただいたあと、当院にお持ちください。

鍼灸治療の費用も、医療費控除の対象になるの?
鍼灸治療費も、医療費控除の対象になり得ます。 1月1日から12月31日までに支払った医療費の総額が10万円を超す場合、超過分を所得から控除することで所得税が軽減される仕組みです。医療費の証明として領収書をお渡ししますので、大切に保存してください。