ブログ「空間除菌について」

こんにちは、大林です。

COVID-19、新型コロナウイルスの流行状況についてはまだまだ油断しきるには早い状況ですが、
暑さがやってきたのもあって、津山市内でもマスクをしている人が明らかに減った気がします。
杞憂に終わればよいのですが…。

さて、そんな中でもはりきゅうのすすめでは変わらず感染予防と院内消毒を徹底しています。
具体的には
・必ずマスク着用
・施術前後の手洗いとアルコールで手指消毒。鍼を開封した後なども
・患者さんの施術が終わる毎にベッド、リネン類、ドアノブなどの清拭
・常時窓を開放、または頻回の換気
・患者さんにも来院時のアルコール手指消毒の実施

あとは、基本の「十分な睡眠、栄養、適度な運動」で生活を規則正しく丁寧にすること。
以上のことを、来院くださる皆様と自分自身を守る意味で行っています。
当たり前のことを、当たり前にやることの大切さを日々感じますし、
習慣化されたことでさして負担に感じることもなくなってきました。

 

先日「空間除菌はやらないの?」と尋ねられたこともあり、今回はそのことについて書きます。

 

と言っても私は空間の除菌については専門的な知見もありませんので調べてみました。

…調べようとしてみました。

ですが「空間を除菌する」という概念は、医療の中には無いことがわかりました。

よくあるのは「次亜塩素酸水」を加湿器などで焚く方法が言われていますが、
調べてみても「やってみました」「このようにしています」という内容のブログ記事や宣伝ばかりで、
効果を調べて「有効である」とされているような根拠となる論文は、私には見つけられませんでした。
(もしご存知の方がいらしたら教えて頂きたいです)

そして「空間に塩素を含む微粒子をまく」ことの危険性を指摘する医師などの投稿も、
同時にいくつか確認できました。
曰く「空間にウイルスを殺す程度の濃度で次亜塩素酸水を撒くと、それを吸い込む人体にも有害である。濃度が薄ければウイルスにも効果は無く撒く意味もない」とのこと。

これも根拠となる論文は私には探せなかったのですが、「塩素ガスが人体に有害」ということは確かですので、
空間の塩素濃度が上がることは当然避けなければいけませんね。

ということで、空間の除菌は基本的に「換気」によって空間内のウイルスの量を減らすということ以外には無いようです。
よく「首から下げるウイルス対策」の商品も出回っていますが、消費者庁から注意喚起もされている「過大な効果の宣伝」には注意が必要です。
あと首から下げる除菌グッズも中身は塩素系ですから、水に濡れて雫が服についたりすると悲惨なことになるようですので、その点もお気をつけください。
空間を除菌しなくても、今までも言われてきた「手洗い、消毒をこまめにし、鼻・口・目を手で触らない」ことを基本にすれば十分な感染予防になりますので、

神経質になり過ぎずに、体調を整えて少々のウイルスが体に入っても大丈夫な状態を維持していきましょう。

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