交通事故患者の方々へ(一部、医療機関と損害保険会社の方々へ)

雨で少し肌寒い二月です。
立春に入り、また昨年よりも全体的には冷え込みが厳しくない今冬ですが、やはり陽射しの少ない日は寒く感じますね。

さて、本日は交通事故に遭ってしまい、けがや痛みを抱えてしまった方々へ向けての記事です。
読んでくださっている方の身近に交通事故患者さんがいらっしゃる場合も、ぜひこの内容を教えてあげてくださいね。

はりきゅうのすすめでも、交通事故による痛みや症状を抱えてしまった方がご来院なさっています。

まずお伝えしたいことは、事故発生後はできるだけ早く鍼灸院での治療も併せて受けていただきたい、ということ。
そし、鍼灸院での治療も病院と同じく無料となり、費用の心配は必要ない、ということです。

 

交通事故での過失割合(どちらの責任がどれくらいか)に関わらず、
交通事故によって受けた体のダメージは、できるだけ早く回復させていくのが良いのです。

明確なデータを出せるほどの症例数はまだ無いのですが、
当院の患者さんで頸椎捻挫後遺症(いわゆるむち打ち症状)とそれに付随して頭痛や頸の痛み、肩こりや背中の痛みなどを抱えている方は、
過去に交通事故に遭ってしまってからもしばらく放置していた方が何人もおられます。

「痛いけど、動けないわけじゃなかったし…」とか、「相手方との交渉が長期にわたり、揉めてしまって…」といった様々な状況で
ご自分の体のことを後回しにしてしまい、症状が長引いてしまっている場合があるのです。

逆に、数例ですが事故後2~3日の間に鍼灸治療を開始できたケースでは、
ご本人やご家族の方が想像している以上に症状の寛解が早く、仕事や学校への復帰も早くできたと、喜びの声を頂けています。

当然、事故の深刻度や重症度により体感の個人差はあるものですが、
また「必ず事故前の体の状態に戻る」ということをお約束できるわけではありませんが、
病院での治療と鍼灸治療を併用することで症状の寛解は早くなると、自信を持って申し上げます。

また、事故後の様々な手続きや連絡、交渉などに当たり続けることは、心身共に非常なる消耗を強いられます。
体の状態を少しでも整えておくことで、それらにうまく対応できるようになると期待できます。

不幸にして交通事故により痛みやけがを抱えてしまった場合は、
ぜひ鍼灸治療という選択肢を併せていただきたいと思います。

 

二点目として、治療代金のご心配はまず必要ないということを強調しておきます。
もちろん損害賠償保険に加入している場合が望ましいですが、自賠責保険のみでも鍼灸治療料金程度は問題なく支払われる額面です。
保険加入状況や事故の過失割合によってケースバイケースではありますが、
まず鍼灸治療代も損害賠償保険から支払われますので、ご不明な点はお尋ねください。

それから、ある患者さんの
「病院(交通事故の場合は主に整形外科)や相手方の保険会社から、鍼灸治療の利用は不可ですと言われた」
とのケースに対してご説明します。

患者さんには「医療選択の自由」があるため、病院や保険会社が患者さんに対して選択を狭めることを言われたとしても、それに従う義務はありません。
国家資格によって「医療の一部」として認められている鍼灸院での治療は、患者さんの正当な選択肢です。
医師の指示が基本となることは医療として当然なのですが、
患者さんの選択の意思は何よりも尊重されるものです。

ぜひ「ご自分の体をできるだけ早く回復させる」という目的のために、鍼灸治療を併せてみていただきたいと思います。

最後に、医師をはじめとする医療機関の方々と、損害保険会社の方々へ。

交通事故の後遺症に悩んでおられる患者さん、被害者の方が鍼灸治療の併用をご希望なさった場合、
当院も全力で治療にあたらせていただき、患者さんの一日も早い回復、社会復帰を応援いたします。
また、施術料金算定においては「労災における料金規定」に沿っております。

当院での交通事故患者さんの治療では一定期間ごとに施術報告書等でご報告し、その都度の指示も仰いでおりますので、
全ての関係者が患者さんのために動いてくださることを願っております。

 

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